(旧)週間買った本

2013年まではてなダイアリーに書いたもの。

2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

東京カイシャイン 1

エンターブレイン ISBN:4757702167 タイム涼介とうすた京介はどちらも好きなマンガ家で、似ている部分もあるが(あらためて見れば名前もよく似ている)違う部分があるから両方好きなのだろう。『日直番長』『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』…

どろろ草紙縁起絵巻

武村和子 フィルムアート社 1996 ISBN:484599657X 数年前、今は無き池袋のACT SEIGEI シアターで『どろろ(と百鬼丸)』を見た。オールナイトで見たためか、最後の方など印象がない。モノクロの画面のテクスチャと「ほげたら」の主題歌が一番記憶に残ってい…

『あかるい部屋のなかで』

金井美恵子 ISBN:4828857451 なぜか川崎の紀伊国屋で売っていた福武文庫版。 より「あかるい部屋のなかで」 男性に関する描写がうまいと感じるのは、単に他であまりそういう描写を目にしないからだろうか。それとも作者がうまいのか。性的な描写なので引用は…

『首塚の上のアドバルーン』

より、「黄色い箱」 前半は<私>の語り、後半は「杉山氏」との会話からなる短編。とりあえず、黄色い箱には「注意」をしろという含みがあり、青い屋根と赤い屋根には進むものと止まってしまうものを分けるという役目がある・・・などと考えてみた。「進んで…

『首塚の上のアドバルーン』

後藤明生 ISBN:4061976834 より、「ピラミッドトーク」 まず前に書いた『挟み撃ち』の感想を訂正する。あれは素直でなかった。ハマったならハマったと書けばよかったのだ。 今日また読んで自分が恐ろしくツボを突かれていることを実感した。この短編の結び(…

『Neko2』(ネコネコ)

ISBN:4091846912 岡崎二郎の作品だがまあネコが題材で、いかにも可愛い感じで、そんなに面白くないんじゃないかと思っていたが、やっぱりよく出来ていた。期待を裏切らない。どの作品でもすごいと思うのは、きっちりストーリーが作られていることである。そ…