(旧)週間買った本

2013年まではてなダイアリーに書いたもの。

一昨日の…

サポティスタにも取り上げられているカルチョとウルトラの「闇」について、片野道郎さんの連載はより具体的に書いている。インテルのウルトラスが暴走する背景には、単に勝っていないことで不満が高まっているだけでなく、モラッティが経営権を支配してからウルトラスに対して「利益供与」を拒否していることが根底にあると指摘している。ゴール裏を支配する「プロのウルトラス」は日本の総会屋や右翼のように企業(=クラブ)を脅して飯を食っているという。その大部分が極右であることについて片野さんは「偶然か必然か…」と言っているが。騒ぎを起こした200人ほどに同調しなかった8万人のインテリスタ、あるいは全国670万人のインテリスタがウルトラスとの戦いを支持することを望む、と結んでいる。隣の安藤正純さんの記事でもミラノダービーを観に行って、ウルトラスの真下の席でひどい目にあった、という話を書いている。また、人によって対応が違うということかもしれないが、その時セキュリティーチェックはなかったそうである。イタリアはサッカーが深く根付いている分、改善の進まないことも多そうだ。