(旧)週間買った本

2013年まではてなダイアリーに書いたもの。

昨日の…

最終予選の初戦が目前で、かえって(自分にとって)興味を引く情報が少なかったりする。変わった情報は「練習場たんけん隊」という不定期連載で、キャンプ編なのだが、水戸のキャンプ地・福島県いわき市スパリゾートハワイアンズに訪れている。水戸のキャンプリポートはすでにやっているので、水戸のキャンプが二度も取り上げられることになる。珍しい。もっとも内容は「ハワイアンズ」とはどういうこっちゃあ、という話である。
戦力補強ウオッチングは新潟。海本幸治郎アンデルソン・リマの移籍でサイドに明確な武器を加えた選手層は着実にステップアップしている。右サイドの強さは他のチームより一歩抜け出ているのではないだろうか。もっとも抜けた選手も多く層の厚さはまだまだという感じがする。紙面の結論は反町の手腕、である。ただ現代サッカーでサイドを制するものは…ということもあり、ほかのチームは新潟のサイド攻撃対策を考える必要が出てくるのでは、という気がする。
最後のページのミニコーナー二つが興味深い。ひとつは川崎Fの浦上、伊藤優の引退イベントの取材。サポーター有志が主催ということと、主役二人が不参加という事態にもかかわらず盛り上がったというのは、感心する。もうひとつは「読むサッカー」で、西部謙司さんの最新刊を取り上げている( ISBN:4575297615 )。書いているのは(なんと)宇都宮さんである。4年ごとにサッカー(便乗)本が溢れる状況に苦言を呈したりしている(「良書を埋没させる」。まったくその通りなのだが、現状では普段から良書が埋没させられていると思う)。「本書の写真は不肖・宇都宮が提供」というオチがついている。