(旧)週間買った本

2013年まではてなダイアリーに書いたもの。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/KFullFlash20101027037.html
ちょうど『オシムの戦術』で、この決勝での西ドイツはドーピングの「可能性が高いと個人的には思っている」(p68)と千田さんが書いているのを読んだところだった。テクニックのハンガリーに走り勝った決勝だったそうだが、大会後西ドイツの選手は軒並み肝臓障害を発祥したそうである。そういう時代だった、という面もあり、優勝が取り消されるわけでもないだろうが、ドイツとW杯には不名誉がひとつ加わった。一方“マジック・マジャール”はこの決勝戦まで4年間無敗で、その後1956年にギリシャに1敗しただけでハンガリー動乱によりチームが解散した(『サッカー戦術クロニクル』)のだが、その伝説はより凄みを増したと思う。