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一月以上遅れたが、ここで取り上げるものとしては外せない1冊。
- 作者: シュテファン・シェンナッハ,エルンスト・ドラクスル,小松淳子,木村元彦
- 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
- 発売日: 2006/12/15
- メディア: 単行本
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監修者の木村さんには申し訳ないが、ずっと手元に置いておくべきは『オシムの言葉』でなくこの本だ。考えさせる細部は尽きない。
本筋から少し離れて気になったのは、94、95ページで少し触れられている「長男アマル」の話で、戦争中はフランスにいたとあるが、サラエボにはいち早く戻ったようであり、当然ながら苦労も多かったと思われる。また偉大な父の後で仕事をする機会が多ければ、重圧も相当なものだろう。この現ジェフ千葉監督の詳しい取材も読んでみたい。