(旧)週間買った本

2013年まではてなダイアリーに書いたもの。

一月以上遅れたが、ここで取り上げるものとしては外せない1冊。

オシムが語る

オシムが語る

全部読んでいないのだが、通して読むことに意味のある本ではないだろう。先に文句を言うと本のつくりはどうかと思う。内容と一致していない。
監修者の木村さんには申し訳ないが、ずっと手元に置いておくべきは『オシムの言葉』でなくこの本だ。考えさせる細部は尽きない。
本筋から少し離れて気になったのは、94、95ページで少し触れられている「長男アマル」の話で、戦争中はフランスにいたとあるが、サラエボにはいち早く戻ったようであり、当然ながら苦労も多かったと思われる。また偉大な父の後で仕事をする機会が多ければ、重圧も相当なものだろう。この現ジェフ千葉監督の詳しい取材も読んでみたい。