(旧)週間買った本

2013年まではてなダイアリーに書いたもの。

ファーレ立川

ネットで見つけた古本屋に探していた本を買いに立川へ行く。久しぶりなのでファーレ立川パブリックアート群を見に行く。時間が立ってどう変化しているか、どう馴染んでいるかあるいは馴染んでないかがポイントだった。結果は、その場所に単に置かれていることに馴染んでしまっているように見えるものと、アートとしての違和感を保ち続けている、言ってしまえば成功しているものに見事に二分されていたと感じた。その差は例えば、つっこみどころのある作品、かわいげのある作品、などと表現できるだろうか。それは個々の作品によって違うのですべてをひとくくりにして言うことはできないが、少なくとも私が見た中で成功していると思う作品にはそういったことが感じられた。もちろん私の感じ方は、毎日その作品と顔を合わしている住人の方とは同じとは言えないので、当然違った評価もあり得るだろう。だが「パブリックアート」の意欲的な試みでもあったこの作品群に改めて何らかの評価を下すことは、同様の計画にとって参考になる。
さて本来の目的だった古本屋へはなかなかたどり着けなかった。途中に3軒も古本屋があり、いちいち掘り出し物を見つけていたからである。おかげで帰りの鞄は本でぎちぎちになっていた。