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サッカー戦術クロニクルII

「ジャパン」はなぜ負けるのか─経済学が解明するサッカーの不条理

西部さんの本を２日で２冊読んでしまったのだが、いつも通り読みやすくてわかりやすいのは、なかなかすばらしいと思う。とはいえ『戦術クロニクル』の個人的なポイントは、第２巻のカウンターアタックとマンツーマンの話だった。これがなければ２冊とも買っていないだろう。
サイモン・クーパー共著の本の妙な題名は書下ろしを含む日本語版であるため。原著は『なぜイングランドは負けるのか』である。