(旧)週間買った本

2013年まではてなダイアリーに書いたもの。

アマゾンでずっと買うか迷っていた本。おそらく追悼特集として本屋で並んでいたので買ってしまう。

ロメール/黒沢清/映像のサッカー (カイエ・デュ・シネマ・ジャポン―映画の21世紀)

ロメール/黒沢清/映像のサッカー (カイエ・デュ・シネマ・ジャポン―映画の21世紀)

ロメールに関しては、「恋の秋」公開後のインタビューや(1998年までの)全作品レビューが載っているなど悪くない。一方サッカー映像の特集は、98年W杯後のフランスでの論考を中心にしているのだが、類似した論を目にしたことが無いため、きちんと読んでいない時点でも、フランスではこんな議論があるのかという程度の感想に終わってしまいそうで心配だ。サッカーの(中継)映像に対する批評は、インターネットのおかげでその基盤は前よりあると思うのだが、映像を批評する力が問われる分、サッカーの試合に対する批評よりさらに難しいと思う。